掲載内容は令和8年(2026年)4月1日時点の法令に基づいています。
この章の要点
契約の選択、告知と告知義務違反、申込書の記入や領収証の取り扱い、保険料の払込方法、責任開始期とクーリング・オフなど、生命保険の契約を結ぶときの実務を問う分野です。出題範囲は、身体上・環境上・道徳上の3つの危険を把握する契約の選択とモラルリスク対策から、告知義務者と契約確認、保険証券による契約内容の確認、保険料の払込方法(回数・経路)と前納、責任開始期とクーリング・オフ制度まで広がります。学習の順番は、まず契約の選択の3つの危険と、告知義務違反による契約の解除の仕組みを正確に押さえることが先です。次に申込書の記入、契約年齢の求め方、第1回保険料(充当金)領収証の取り扱いへ進み、最後に保険料の払込方法と責任開始期・クーリング・オフを整理しましょう。
頻出論点
- 告知と告知義務違反 — 告知義務者は保険契約者・被保険者であること、契約確認は契約の成立前・成立後ともに行われること、保険会社は解除の原因を知ってから1カ月以内に解除しなければ解除できず、契約日(または復活日)から2年を超えて有効に継続した場合も支払事由等が2年以内に発生していたときを除き解除できないこと、解除した場合は解約返戻金があれば払い戻すことが問われます。
- 契約の選択 — 身体上・環境上・道徳上(モラルリスク)の3つの危険の危険度を把握すること、契約者・被保険者に必ず面接して情報を収集すること、生命保険協会が契約内容登録制度・契約内容照会制度や支払査定時照会制度を実施していること、割増保険料や保険金削減などの条件を付ける特別条件付契約が問われます。
- 保険料の払込方法 — 払込方法(回数)は月払・半年払・年払・一時払の4種類であること、前納の保険料は保険会社の定める利率で割り引かれること、自動口座振替・集金・振替送金などの払込経路の内容、回数・経路はどちらも途中で変更できることが問われます。
- 契約取り扱いの手続き — 申込書の姓名・生年月日は戸籍等の公的書類記載のものを記入すること、契約者が未成年の場合は親権者または後見人の同意が必要なこと、契約年齢は被保険者の生年月日から満年齢または保険年齢で求めること、第1回保険料(充当金)領収証は書き損じたら新しく発行し、保険料が50,000円以上なら200円の収入印紙をはることが問われます。
- 責任開始期とクーリング・オフ — 保険会社が承諾した場合の責任開始期は申込み・告知(診査)・第1回保険料(充当金)の払い込みの3つがすべて完了したときであること、クーリング・オフは書面の交付日と申込日のいずれか遅い日を含めて8日以内なら書面または電磁的記録で撤回でき既払込金額が返還されること、医師の診査を受けたあとは撤回できないことが問われます。
問題一覧
- 第1問 告知・診査
- 第2問 生命保険契約の選択
- 第3問 保険料の払込方法(回数・経路)
- 第4問 告知等
- 第5問 保険料の払い込み
- 第6問 生命保険契約の選択
- 第7問 契約取り扱いの手続き
- 第8問 告知等
- 第9問 告知内容の確認と告知義務違反
- 第10問 契約の選択
- 第11問 責任開始とクーリング・オフ
- 第12問 保険料の払込方法(回数・経路)
- 第13問 生命保険契約の選択
- 第14問 契約取り扱いの手続き
- 第15問 正しい告知の取り扱い等
- 第16問 保険料の払い込み
- 第17問 クーリング・オフ
- 第18問 契約取り扱いの手続き
- 第19問 保険料の払込方法(回数)
- 第20問 告知と契約内容の確認
- 第21問 契約の選択
- 第22問 契約取り扱いの手続き
- 第23問 生命保険契約の選択
- 第24問 正しい告知の取り扱い等
- 第25問 保険料の払込方法
- 第26問 責任開始とクーリング・オフ
- 第27問 契約の選択
- 第28問 保険料の払込方法(回数)
- 第29問 責任開始とクーリング・オフ
- 第30問 正しい告知の取り扱い等
- 第31問 保険料の払込方法(回数)
- 第32問 正しい告知の取り扱い等
- 第33問 契約取り扱いの手続き
- 第34問 契約の選択
- 第35問 告知内容の確認、告知義務違反
- 第36問 契約取り扱いの手続き
- 第37問 契約の選択
- 第38問 保険料の払込方法(回数)
- 第39問 契約の責任開始とクーリング・オフ